造林事業

造林事業

造林事業は文字通り林を造る、山を育てて
いく仕事です。適正な時期に適正な手入れ
を実施し山を価値のある資産へと育てています。
高知東部森林組合が行っている基本的な施業イメージです。
0年

新植(地拵え・植付け)

スギ・ヒノキやザツ木の皆伐跡地にスギ・ヒノキ等の人工種苗を植栽するため林地に放置されている伐木枝条や根株等残材を横一文字に整理し植栽スペースを確保し苗木を植栽します。

1~6年

下刈

植栽後5~6年間は毎年初夏から晩夏に植栽木周囲の雑草木を刈払い機で刈り払う作業で、植栽木の生長を助長するとても大事な作業です。

11年~

除伐

植栽木の生長を阻害する雑草木・つる類を刈り払う作業
(保育間伐までに数回は実施する)

20年~

保育間伐

樹齢20~30年生のスギ・ヒノキ等の植栽木の林分密度を調整する作業
(搬出間伐までに2~3回実施する)

35年~

搬出間伐

順調に成育したスギ・ヒノキ等を林分密度管理表により定性間伐を実施
間伐率は20~30%を目途に伐採搬出し市場で販売する。また、枝条や元伐玉(短材)等はバイオマス発電材料として販売し余すことなく有効利用する。
(間伐方法は列状間伐もある。)

45年~

皆伐

成熟した森林内のスギ・ヒノキ等の立木を全て伐採する。
通常は森林の下方から上方へ向かって順番に元伐を行うので非常に危険なかかり木等は発生しないので安全に又作業効率も高く作業ができる。
また、枝条や元伐玉(短材)等もバイオマス発電材料として販売し余すことなく有効利用する。

再び新植し新たな山を育み資源循環型林業を目指します。